隠れた名店に再訪。
今日はオムライスを注文。
ここのシェフは一味違う
オムライスを注文した段階で、炊いた米の確認を求めて来る。
「どうだ?フレッシュだろ?」と
そして、米だけを少し試食させて
硬さ具合を聞いて来る。
okを出し、そこで初めて注文が受理され調理がスタート。
テーブルで雑談というか、彼の料理哲学や料理の旅や食材選びの方法などを一方的に語られ、すごいね。楽しみ。と相槌を打つ係になる。
そんな話を聞いている内に、カボチャの煮付けを小皿に入れてサービスしてくれた。
さすがインドなカレー風味の味付けだが、どこか日本の煮付けのような、優しい甘さが、シェフ曰く砂糖は使わずに素材の甘さを引き出したそうな。
そして、カボチャは北海道が美味いと
突然出て来た日本の地名にビックリ。
聞くと日本を食い道楽巡りしたそうな。そしてインドでも美味しい店を巡りをしているそうな。
本物のシェフである。
オムライス完成間際に味付けを聞いてくる。
日本風にするか?イタリアンにするか? トマトを添えるか? ケチャップはいるか?
なんと贅沢なひと時。
今日はイタリアンでトマト無し、ケチャップ無しにしてみた。
完成したオムライスはこちら。
玉子スライス添え焼飯である。
シェフ自家製のバジルソースを混ぜながら頂く。
市販のバジルソースはとても高価なのでシェフが自家製で作っているそうだ。
お味は、何というか うまい。
どこか懐かしく優しい味。
イメージのオムライスではないが美味いんだ。美味しい定食屋の焼飯感覚で美味い。
うまい うまい言いながら食べていると
怪しいサラダを出してくれた。
発酵したキャベツのようだ、恐る恐る食べると!これは 漬物だ!
キャベツと生姜とハチミツでつくったらしい。
味はちょっと塩気と酒っ気の足りない粕漬けのよう。生姜のアクセントが堪らない。
私は日本にいる時に蜂蜜を発酵させてお酒を作っていたので、なるほど、発酵に蜂蜜を使ったのかと関心してしまった。
ここの店はピザもパスタも自家製の手打ち。
ピザのチーズは4種類を組み合わせたり、生地に練り込んだり、クリスピーにしたり、ふんわり焼いたりとお客の好みに応じてアレンジしてくれるそうな。
リシケシで手打ちパスタを食べれるのはこの店だけで、手打ちピザは数軒しか無いそうな。
んで、シェフ曰く、あくせく働かなくてもまだ金に困って無いそうで
楽しみながら気ままに営業してるそうな。
謎の営業時間も聞いたし、携帯番号もゲットしたので、部屋を出る前に営業してるか聞けるのでよかった。
おふくろの味が恋しくなったら
ここに来ようっと♪