幽霊ブログ

日々のメモ帳

リシケシの詐欺グループ

先日リシケシでタンドリーチキンを食べウイスキーをちびりとやってご機嫌で街を歩いていると見知らぬインド人に話しかけられた。

とてもフレンドリーでいい感じ

そして彼らの仲間の家でチャイを飲む事になる。

そこで全身に喧嘩傷のある

いかにも裏の道を歩いて来ましたー!って感じのボス登場。

そこで持ちかけられた「宝石の運び屋」バイト

日本に宝石を郵送しそれを一度日本に帰国し彼らの仲間に渡すと なんと!3000ドルの報酬が貰えると言うものだった。


彼らのアジトから無事に帰宅し

ネットで検索すると有名な詐欺手法だった。


恐らくデリーとかから詐欺グループがリシケシに移動して来たのだろう。


リシケシも安心できないなぁと思いましたとさ。


彼らのアジトはタポバンにある 賃貸マンション? エアコン付きの立派な建物だった。立派といっても日本の公営住宅のような感じ。


4、5名で活動してるっぽく

バイクでカモを探しては声を掛けているようだ。


いやー3000ドル欲しかったなぁ

変な隣人

愚痴というか変人に遭遇したというか

これも旅のトラブルなので残しておく



通路を挟んで向かいの部屋には60代の爺さんが住んでいる(日本人)


いつもの様に部屋でアニメを見ていたら、網戸から覗く爺さんの姿が…

目が合ってもじぃ〜っと覗き込んでいる。


気持ち悪いので軽く喧嘩腰で

俺「なんですー?」と声をかけると

爺「こういう場所でテレビはダメだ」俺「はぁ?」「あんた誰?」

爺「名前を言う」

俺「名前とかじゃなくて…この宿のマスターかなんかか?」「なんの権限でそんなおかしな事言うの?」

爺「こういうところでテレビはダメでしょ」

俺「はぁ? ここツーリストホテルだろ? ギター弾くやつもいるし歌歌うやつもいるし なんでテレビの音がだめなの? こういう場所の定義を言えよ」

爺「ギターとかはいいの」

俺「こういう場所ってどういう場所?」

爺「わかりました 宿の人に言ってやめてもらうから」

俺 「はいはい そん時 俺も一緒に行くから 」


そして、口論を終えたが

どうもムシャクシャするので

今度は部屋の前に行き

俺「静寂が保証されたとこに行きたいなら アシュラムか瞑想センターか日本山にでも行けよ お望みの場所だろ」っと言い 多少スッキリ。


そして数分後、宿のオーナーの元へ

行く途中、軽く世間話。

俺「あなたジャイアンですよね」

爺「ん?ジャイアン?何それ?」

俺「すべて自分の思い通りにしないと気が済まない人のことですよ。ジャイアニズム」

爺「俺、普段人と話さないから 初めて聞いたよ その言葉」

俺「人と話さないから変なんですね」「ずっと海外なんですか?」

爺「そう もう30年くらい」

俺「今までも隣人がテレビを見るたびにこんな事してるの?」

爺「こんなのはじめて!」

俺(うそくせー)

俺「いつまで借りてるの?」

爺「10月ごにょごにょ」

俺「俺と同じくらいだな 少しだったら我慢してやっても良いけど 俺も好きにやりたいから 引っ越すなりなんなりしてよ 」

「それかウン千ルピー払ってくれるんなら 他行ってやっても良いけど? 今月分払ったばっかだし」

爺「…」


そうこうしてるうちにオーナーと出会う。


爺さんの30年間に及ぶ海外生活で得た語学力が炸裂するかと思えば

爺さん日本語でオーナーに説明

仕方ないので爺さんの言い分を拙い英語で説明する。

オーナー苦笑

喧嘩だけはするなと 苦笑

オーナー曰く

部屋の外まで響くでかい音を立てなければ もちろん音楽もテレビもラジオもokだと

まー当たり前田のクラッカーである。


オーナー「そんなでかい音を出してるのか?」

俺「スピーカー持ってないし ラップトップのスピーカーだし 爺さんが異常に繊細なんだよ」

オーナー 苦笑


と一件落着

爺さんは他の階に引っ越す事となりました。めでたしめでたし

帰り道で爺さんに

「なっ 俺の言う通りだったろ? 現実認識能力の違いだな」と投げっぱなしでそそくさと帰って来た。


爺さんは終始 へらへらニコニコしてたので何を言われても感じなくなっているんだろう。隣人の音には敏感なのにね。


良い感じのフリークスが越してくるといいなぁ♪


因みにどの位の音量かと言うとMacBook Proのスピーカーなので たかが知れてます。 部屋のファン回していたら最大音量にしても聞き取りにくいレベル。

インドで風邪

悪寒 高熱 関節痛 発汗無し

体温計を持ってないがかなりの高熱だったと思う。


風邪症状が嵐のように1日で去った。

そして数日後にまたやって来た。

心当たりが無く何だろう?と検索して

マラリアの三日熱タイプかと思いちょっとビビったが、風邪の様だった。


ラムジュラー近くの親切なシアムさんの薬局でアーユルヴェーダの風邪薬を購入。

PRATISHYAYAHARA VATI COMMON COLD 100Rs

1日3回 1回2錠飲む。


早速飲むと、直ぐに熱が下がりかなり楽になった。

水分しか摂っていなかったので胃に優しそうなトゥクパを食べる。


そして翌日から1日2食頑張って胃に優しそうな物を詰め込むのだが、食べるたびに回復が遅れる感覚に陥る。


そこで検索してみると

アーユルヴェーダの風邪の治し方は、「何も食べない」(水分はいいそうだ)

のが、1番早く風邪を治す方法との記述を発見。 メカニズムは 身体が風邪と闘っている時に 身体に余計な物を入れて風邪との闘いを邪魔させるな的な感じ


風邪も食べ物も身体にとっては外部の存在。身体は風邪と闘って精一杯な所にさらに異物の消化という大仕事をさせるなって事なのかな?と勝手に解釈してみた。


食欲が無い事を悪く考えていたけど、身体が食べたく無いと言ってるんだから 食べないでみようと お茶とターメリックハニーミルクで過ごしてみたら 風邪が治ってしまった!


郷に入れば郷に従えとはこの事

この街にただ滞在しているだけで民間療法やスパイスやアーユルヴェーダの事、そしてヨガの事が自然に身につくような気がして来た。


ターメリック(ウコン)ホットミルクハニー

これが美味しくて風邪以外の時でも飲んじゃうだろうな。


こちらもインドの民間療法で検索すると出て来た。


1週間くらい寝込んでいたがほぼ復活。

呼吸器系がまだ弱ってるくらい。

朝からヨガをして、久しぶりに汗をたっぷりかいて気持ちいい。

今日は床屋に行ってみようっと♪


しかし酷い風邪だった。

気温30度でフリース着込んでダウンシュラフに包まっていてもガタブルしてたからね 死ぬかと思ったぜ☆